遺品や発掘品などを参考に、
様々な調度や楽器などの自作を試みました
下の各目次(題字をクリックして)から見たい作品へお入りください
製作にことよせて
制作に際して、様々な方から御支援やご協力をいただきました。
まず、いろいろな材料等をを分けていただきました職人さん、専門店の方、様々な協力をしてくださった方々へ御礼を申し上げます。多くの場合、製作に関して私の話を聞いてくださった方は「是非がんばってください」と非常に快くアドバイスをくださったり、必要な材料を取り扱われているお店をご紹介くださったりしました。特に嬉しかったのは、職人の方々などは「自分で作る」ということに関して大変協力的でいてくださり喜んでくださったということです。
お店に注文してしまえば当然それなりのものが手に入るでしょうし、お金を積めば思い通りにもなるでしょうが、特に伝統工芸のような類のものは「敢えて自らの手で工具を握って、製作に携わってみる」ことで、職人さん方の技術の高さや伝統の深さを実感として理解しうるのだと改めて感じました。
先頃、とある商店の方が「職人さんにお金を支払い伝統工芸品を作らせる」ことで「私こそが伝統を守ることに直接関わっていると」得意げに各方面に得意げに話している様子を見ました。「私が職人を育てているのだ!」と。私達が職人に金をくれてやっているから職人が残っているのだと。
確かに、買う人がいて作る人がいるということについては一理あります。一方で、職人の方の作ったものを「自分が作ったもの」として威張って自慢している一方で、不具合はすべて職人のせいにする。そんなこともあるのだと歎かれている職人さんもおられていたたまれない気持ちになりました。
話が横にそれてしまいましたが、そんなこんなで自作することは様々な点についてもいろいろと学ぶ所がありました。
いろいろとご協力くださいました方々へこの場をお借りして御礼を申し上げます。
国風文化研究会でも、会員の皆様といろいろな調度作りに挑戦したいと思います。
いろいろ御提案下されば、やりますので御遠慮なく御提案下さいませ。 |
|