直垂その4






萌黄花紋直垂
もえぎ はなもんの ひたたれ
初登場!左兵衛督(さひょうえのかみ)殿です☆

日頃よりお世話になっております「左兵衛督(さひょうえのかみ)」殿に
お贈りすべく、久々に直垂を縫いました☆



例によって反物からです。
裏地をつけず「ひとへ」の
直垂(ひたたれ)にしました。

他の直垂(ひたたれ)と同じですので、
製作工程は省きます。

上着が完成したところです。
胸紐には紫の組紐を使いました♪




袴も完成しました。
古式(鎌倉時代遺品)の
袴の形は現代のそれと
だいぶ異なって見えます。
ヒダの数が少なく、そのかわりに
ヒダのひとつひとつが
とても深くとってあります。

お贈りする日には、必ず一度着ていただきます☆
よくお似合いですな♪♪
←宿直(とのゐ)が終わって退出する
 ところでしょうか。



左兵衛督殿、直垂姿おまけ
院に宿直(とのゐ)にさぶらっている左兵衛督殿です。


余談ですが、
涼しい瞳が女房たちを騒がせていると聞いております(笑)

ひそかに女房あたりでは
「院にさぶらふ君達、《イケメン》いと多し」
などと評判のようです(笑)



「御出でさせ給はむぞかし。御車もたげ奉れ。など兵衛督おほせたり。」
っといった風情でしょうか。
写真撮影などの数々のご協力、
左兵衛督(さひょうえのかみ)様、本当にありがとうございます。
この場をおかりして御礼申し上げます。






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