承香院の情緒

撮影した写真の紹介です


「承香院の風景」と、趣旨はさほど変わりませんが(笑)
『ふとしたこんな風景がなんともいえない情緒を感じます』的な
写真を御紹介します。
国風文化実践研究会ではこのような風情をめざして
実践研究を行って行きたいと考えています。


秋の庭に出でて・・・。






御簾をそっとおしあけて入る様子は
女房と同じ視点から見るとこのような
感じでしょうね。






漢詩を口ずさみながら
渡って行くのがポイントです



白い狩衣に、白い直衣です
平安の多くの記述で白を賞賛しているのが
実践してみると視覚で直接実感として
わかるような気がします。




御簾もなく端近まで出ている
女房です。
どちらに渡っていくのでしょう?
向こう側にも連なっているこの建物の様子なども絵巻のそれのようです。




夜、物語をついつい読みふける様子です♪
御直衣ばかりを奉りて・・・っといった風情・・・のつもりです。
「夜」という時間は平安ではとても大切な時間だと思います☆
夜の実践は必須です!




格子も閉まっています。
忍んで、人に会いに来たので
しょうか・・・。
ちなみに、このカメラの目線が
誰の視点なのかも興味が
わきますよね(笑)






院の忍び歩きの時は
右近中将殿は狩衣で
さぶらいます。






「今宵のお忍び」の
相談です(笑)
こうした風景ですら
何とも言えない情緒を感じます。





女君の局です。
几帳に囲まれているのが
ポイントです♪
高麗縁の畳もイイ感じです






院の御座の雰囲気です
繧繝縁の畳がポイントです☆






檜皮葺きの屋根がイイ感じです




こうして見ると
白昼、人目を憚りつつも姫君を
いそいそと牛車へでも
案内しようとしているようですね・・・(笑)



朱塗りの建物はやはり
平安的公式な感じがします







遠めに見た女君の姿です
遠めのアングルで、
建物と人物がとてもよい雰囲気だと思われませんか♪







これらの実践には、江刺「藤原の郷」様の御協力をいただきました。
どうもありがとうございました。


      


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