承香院の風景


「承香院の風景」と称して、今までに行った「実践のスナップショット」の
いくつかをご紹介します。
今後「国風文化実践研究会」ではこのような実践研究を
おこなって行きたいと思います。何事も実践することを最も大切と考えております。


   
縁を通って渡っていく姿は、
平安もかくのごとしでしょうか


物思いにふけりつつ南庭を
眺めています・・・。
「ながめ」というのは
古典世界(現代でもありますが)の
必須ですので(笑)



もちろん
華やかな遊びは実践必須事項です☆




←ちょっと御簾の中の女房から呼び止められて
  話をしているところです。
  古典の世界では必須の情景だと思います。






右近中将と庭の紅葉などを見ています。
やはり平安は何でもかんでも眺めやらなければ粋ではなくなってしまいます。
冠は現代式ですが・・・。







                             →
これは、「情景」というよりは、まさにスナップ写真。
次の実践研究のために移動しているところです。
ただし、ただの「移動」までが実践となるわけです。
当然平安も日常が装束なはずですし。
むしろ、「平安的なことを何かをしよう!」
としている時より、「単なる動き」が
重要な実践だと考えられます(笑)









葵祭りの見物に出かけた貴族
車を止めて、車内で話をする貴族
いろんな状況で「牛車」は必須です♪

今度「牛車」作っちゃおっかな・・(爆)
っというくらい、欲しいアイテムです
研究のテーマはちゃんとあって、
「車内の身動き」です。







つり殿での「遊び」の実践
ひとコマや一瞬でテレビのワンシーンとして
見ることはあっても、これで「何時間も過ごす」という
実践をしたのは、おそらく現代人では私達くらいかなと・・・
体感してこそ古典世界を身近に感じることができます♪







どちらかの殿舎へ
徒歩で渡っています。








これも古典世界の風景だと思います。
こうして見ていると
「いったい何の話をしているのかな?
と思われてなりませんよねぇ?
これは、「取次ぎのお願い」
をしている実践ですが、その風景を
逃さずとらえてくれたカメラマン
(右近中将)の目のつけどころにも
光るものを感じました(笑)








右近中将殿の登場です!(笑)
この日は狩衣を着て
くつろいだ姿で庭を眺めています。
←ちなみにこの院では右近中将は
  「お忍び」の案内役も
  重要な任務になっています




院は日夜
御学問に励まれています(笑)
(自敬表現を御許しください〜
何事も実践ということで(苦笑))
ちなみに冠が現代型なのが残念です




君達や姫などが居並んでいます。

平安時代にはこのように明るいところで男女入り交じっていることはなかったでしょうが・・・(苦笑)
堅いことは言いっこなし(笑)ということで。

「あはせ物」をして競っている風景ということで♪











まだまだありますが、とりあえず一端のご紹介ということで。
少しづつ御紹介していきます。
国風文化実践研究会では小さな実践でもちゃんと体験していきたいと思います。
「小さな実践、大きな発見!」(笑)

そして、一緒に実践研究に取り組んでくれる方、場所や道具を提供してくれる方など随時募集です!!
詳しくは「国風文化実践研究会」のコンテンツへ!
(いつもながら、ちゃっかり他コンテンツまで宣伝してすみません(笑))


尚、ここでご紹介しております写真の実践研究では
「江刺 藤原の郷」様に御協力いただきました。
心より御礼を申し上げます。おかげさまをもちまして大変貴重な実践研究ができました。
今後ともよろしくお願いいたします。



                


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