平安時代の屏風縁を使った時計
伊勢阿児君(いせのあごのきみ)様よりいただいた
作品です

日ごろから親しくお付き合いをさせていただいております伊勢阿児君様は
パソコンが大変堪能でいらっしゃいます。

先日、部屋に設置する大和絵の屏風をつくろうということに
なったときに、絵時代はもちろんですが、やはり縁の色や紋様が
とても重要だと思いました。

そこで、古い遺品や絵巻をかなりの量しらべてみますと、
大和絵の屏風の縁がかなり形式化されていることに気がつきました。
特に大切なのが「縁の色」と「紋の色」です。

現代には欠かせない調度の幾つかをこの縁で飾れば
かなり平安の部屋にもマッチすると考え
伊勢阿児君様にご相談したところ二つ返事でさささ〜っと
作ってくださいました。

これが大変よくできていて、もちろん本来の屏風にも採用させて
いただきましたが、その縁で飾った時計がまたあまりに気に入りましたので
ご紹介させていただきます。
伊勢阿児の君様ありがとうございました!



屏風用に作っていただいた縁の紋様は
朱色の紋と白の紋が交互に入っていますが、
時計用はこの形にしていただきました♪

こだわりのポイントは

◆数字が漢数字
◆大和絵の屏風の縁を採用
◆見やすい実用のため、時計はできるだけ普通の形
◆目盛りにも菱紋や花菱などを採用
です!!
◆針は唐草のモチーフのものものを採用

とっても気に入ってます。
平安調度に囲まれていても全く違和感なく溶け込んでます!

毎日私の部屋で時を刻んでくれています☆
あまりに気に入りすぎて、3個量産してプレゼントしました〜!
伊勢阿児君様ありがとうございました!


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